 | 5月25日付けの日本経済新聞、日刊工業新聞、その他各紙に、特殊ボルト・ナット大手の竹中製作所がカーボンナノチューブを主原料にした表面処理剤を開発した、との記事が掲載されました。
本記事は、特殊ボルト・ナットのトップメーカーであります株式会社竹中製作所(注1)が京都大学化学研究所と当社との共同研究開発により、当社カーボンナノチューブを用いた超高性能表面処理材料の開発に成功し、製品の市場投入を開始したものです。 本開発品は、カーボンナノチューブの高機能物性を発現させた本格的な工業製品の上市としては世界初の快挙であり、当社カーボンナノチューブにより『超高硬度を持ちながら延性を有する被膜』という高性能な処理材料が実現致しました。 今回の開発成功を機に、竹中製作所と当社は本技術を利用した高強度、高防錆性、高延性を有する高機能塗料の国内外での本格的な事業展開を計画しております。 なお本製品については、6月18日から23日まで長野で開催されますカーボンナノチューブに関する世界的学会の一つであるNT06学会(注2)〔共同議長、遠藤守信教授(信州大学)、飯島澄男教授(名城大学、NEC、AIST)〕で当社企業ブースに展示致します。
注1.樺|中製作所 HP http://www.takenaka-mfg.co.jp/ 注2.NT06学会 HP http://endomoribu.shinshu-u.ac.jp/nt06/
以 上
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